修士2年の南谷拓哉です。はじめまして
早速ですが、7月半ばに、研究室でお世話になっている集落にて生き物に配慮した水路を作ってきました。といっても、水路(2面張り柵渠)の中に玉石をいい感じにひたすらつめていく、、、といったものです。
どんなことをやったのかというと、まず、玉石を集めます←ここが一番えらかった
ちいさな山?みたいなところに玉石がたくさんあるということで、ひたすら掘って掘って転がして積んでってな作業を行ないました。できるだけ大きな玉石がほしいと言われていたのですが、とりあえず大小さまざまな玉石をゲット・・・中には直径40cmレベルの玉石もありました苦笑。まぁ玉石の一つ一つがけっこう重かったので、軽トラに積み込む際はいい筋トレになったのではないかと思います笑。\(‘▽‘)/コシクダケルカトオモタ
積み込んだあとは、軽トラとともに現地の水路へ直行・・・
水路に着いたら昼食休憩・・・
・・・そんでもって作業再開
水路の状況はというと、1年半前に比べて砂がたまっているようでした(卒論時にも少しだけ手を入れています、、、)。生き物としてはドジョウやヤンマ系のヤゴ、ヘラオモダカ、ナガエミクリなどが生息生育していました。
玉石を入れる意図として、生き物の住処を作ってやること、魚類が遡上しやすい流況にすること、見た目が人工感のある水路を自然的?にみせるための景観工夫をすること、畦畔の土が流出しやすいところに玉石を置くことで土砂流出を防ぐことがあります。そのことを念頭に置き、水路に玉石をつめていきました。(私はひたすら玉石を渡していましたが←
そんなこんなで生き物に配慮した水路が出来上がりました!!いくつかの場所で玉石をつめたのですが、どの場所も1分もしないうちに生き物が「ひょっこり」姿をみせることが多く、そのたびに感動していました。中でも、水路とヒューム管の境に玉石を置いたあとに、おそらくカワムツであろう魚が勢い良く遡上していく姿を見たときは飛び上がるような気持ちになりました。しかも、1匹だけでなく何匹か遡上していきました。それも短時間に...!!!
感動も大きかったのですが、まさかこんなにも早く期待していた効果が出るとは思わなかったので、単純にビックリです。。。
なんていうか、、、生き物たちが「これやこれ、これがほしかったんや」といっているようで、ちょっとうれしいです。
ただ、ほんとにそうなのかは分からないのでこれからも見届ける必要があると思います。てか、気になる。
以上、植物調査がそろそろで身構えている南谷でした。(((゜□゜)))アワワ
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たっくん (火曜日, 28 8月 2018 17:06)
面白い試みですね!こうした試みは農家さんの協力なくして成り立たない、貴重な体験だと思います。
この試みはこの先論文になるのでしょうか?