ギバチの生態調査

産卵遡上したギバチ(雌)
産卵遡上したギバチ(雌)

 研究室では,県内外ともに絶滅危惧種に指定されているギバチ(Tachysurus tokiensis)の生態調査を行なっています.本研究では採捕したギバチの体内へPITタグ(米Biomark社)を挿入し,放流することで個体ごとの移動分散や選好環境を調査しています.また,産卵個体の調査として,梅雨の時期から夏の暮れにかけて水路へウケを設置し,本種の産卵遡上も調査しています.

 

 

 

 

 

 

PITタグ
PITタグ

PITタグ(米Biomark社)とは,小型のコイルにマイクロチップを内包した内部標識です.PITタグを用いることで効率的な個体の識別および長期間の追跡を可能とします.

Biomark社HP

また室内飼育実験によりPITタグ挿入による影響も調査し,野外での追跡調査における脱落可能性やPITタグの使用が可能な個体の大きさを評価しました.今後は野外での産卵生態,PITタグを挿入した個体の室内繁殖実験など本種の「繁殖」にスポットを当てた調査を行なっていく予定です(2019〜).

PITタグ挿入時の傷口の経過
PITタグ挿入時の傷口の経過
野外調査の様子
野外調査の様子
室内飼育実験の飼育環境
室内飼育実験の飼育環境

Access

農業環境工学科

TEL:028-649-5507

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宇都宮大学農学部農業環境工学科

農村生態工学研究室

(峰第一号館南棟4階)

 

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